お客様インタビュー「人も猫も楽しい暮らしをつくる和モダンリフォーム」

今回は住宅のリフォームをご紹介します。山形市のK様の住まいは昔ながらの風情の残る広々としたお家ですが、活用できていない部屋があったり、冬の寒さが厳しかったりといった課題を抱えていました。快適に暮らすことができ、飼っている猫たちも楽しめる住まいにしたいとリフォームを決められたK様にお話しを伺いました。

リフォームをご決断されたきっかけを教えてください。

家の中で大きなスペースを占める、仏間とそこにつながる2部屋は、昔はお祝い事や仏事があるときに親族が集まる場所でしたが、近年はそうした機会も減り活用されなくなっていました。また、子どもたちが独立して、夫婦とその親だけの生活になったことで障子やふすま、畳などのメンテナンスが負担になってきたこと、冬の寒さをどうにかしたいと思ったこと、飼っている3匹の猫たちと楽しく暮らせるスペースがほしいと思ったこと、そうした希望がありリフォームを決めました。

今回のリフォームについて教えてください。

仏間とつながっていた2部屋を、1つの大きなリビングにしたところが一番変わったところです。リビングに面した庭にウッドデッキもつくりました。

断熱工事も行い、廊下の大きな窓には内窓をつけました。一部床の張り直しや壁の塗り直しもしています。玄関は昔ながらの木の引き戸だったのを、新しいものに変えました。つまずき防止のため、廊下と部屋の間にあった段差もなるべくなくしてもらいました。

元々の和風建築の雰囲気は保ちつつ、和モダン、古民家風の感じを取り入れて、イメージ以上の満足いく仕上がりになりました。障子風の内窓やハニカムシェードなど、全体のデザインに合っていて、掃除がしやすいといった機能性のあるものを提案していただきました。

仏間との間にあったふすまを壁にし、2つの部屋をつなげたリビング。家具を置いていないスペースではヨガをしたり、猫たちが走り回ったりする。

元の廊下と床をつなげて広々とした空間を実現した。障子は障子風の内窓に変えたことで断熱性がアップし、張り替えや掃除の手間も軽減。

リフォームの際に楽しかったことや、大変だったこと、印象に残ったことなどを教えてください。

生活したままの工事だったので、出来上がっていく過程を見るのが楽しかったです。家の中を引っ越ししながら進めていく感じでした。

「こうしたい」という要望に対して、具体的に提案していただけて、何度も打ち合わせを行いきめ細やかに対応していただきました。シェルターさんにお願いして本当に良かったと思います。

大変だったことは特にないですね。私たちよりも暑い中で作業をされていた大工さんたちが大変だったと思います。

お気に入りの場所はどこですか?

やっぱりリビングです。梁を活かしてキャットウォークにしてもらったので、猫が遊んでいるのを見るのがとても楽しいです。庭が眺められる椅子は猫たちの格好の昼寝場所になっています。ひっかき傷対策として廊下側の建具は木造りにしたことで、雰囲気も良い感じになりました。

あと、元の郵便受けを覆う形で木の郵便受けをつくっていただいたのですが、こんなに立派なものになると思わなかったので驚きました。デザインもしっくりきて気に入っています。

元の梁を活かしたキャットウォーク。リビングをぐるっと一周できる。

玄関の雰囲気に合わせて製作した郵便受け。

これからどのような暮らしを楽しみたいですか?

広々としたリビングは親類や友人と集まったり、ヨガをしたり、音楽を聴いたり、猫と遊んだりと色々な活用ができる場所になりました。ウッドデッキでは花火をしたり、お茶を飲んだり、家族が思い思いに楽しむことができるので、今からわくわくしています。

リフォームを考えている方へアドバイスをお願いいたします!

将来の暮らしやすさを考えたときに、大がかりなリフォームだけでなく、一部を変えるだけでも快適で暮らしに楽しみが生まれる場所がつくれると思います。今回のリフォームでも、元の家の大事なところは残してもらいながら進めていきました。そうした思いをくんでくれる会社にお願いすると良いのかなと思いますね。

K様、ありがとうございました!

Data

所 在 地/山形県山形市
階  数/2階建て
構  造/木造
延床面積/124.9㎡(37.78坪)リフォーム部分