【築年数10年以上の住まい】ガレージドアのメンテナンス

ガレージドアのメンテナンスは一般的に10年が目安と言われています。ガレージドアのスムーズな開閉の動作を支えているのは、見えないところで働くスプリングというパーツです。定期的な点検と適切なケアを行うことで、スプリングの寿命を延ばし、予期せぬトラブルを防ぐことができます。今回はお住まいのガレージを安全かつ快適にご利用いただくために、定期的な点検についてご案内します。

ガレージドアはモーターだけの力では上がりません。スプリングの力を利用して、重いドアを上げています。ガレージドアは「オーバースライダー」、「軽量シャッター」の2タイプが主に使用されています。「オーバースライダー」のタイプでは、「トーションスプリング」と呼ばれる、ドアの上部に取り付けられ、ドアが開閉する際にねじれることでエネルギーを蓄えるスプリングが使用されています。もう一つの「軽量シャッター」は日本製の巻き上げ式で、両サイドに「エクステンションスプリング」と呼ばれるものが取り付けられ、ドアが開くときに伸び、閉じるときに縮むことでエネルギーを蓄えます。どちらのタイプも普段見えにくい場所に取り付けられているため、メンテナンスの際にしっかりチェックすることが大切です。

オーバースライダー
軽量シャッター

ガレージドアに使われているスプリングは消耗品です。使用頻度や経年劣化により、ある日突然破損してしまうことも考えられます。以下の3項目が見受けられる場合はシェルターにご相談ください。

錆や腐食: スプリングに錆が見られる場合、強度が低下している可能性があります。

②異音: 開閉時に異常な音がする場合、スプリングが劣化しているかもしれません。

③バランスの崩れ: ドアがスムーズに開閉しない場合、スプリングの張力が不均一になっている可能性があります。

点検項目は下記ページでもご紹介しております。併せてご覧ください。

消耗品でもあるスプリングを少しでも長く使うためのお手入れ方法をご紹介します。用意するのは「潤滑油」です。3か月に1度のペースでレール部分に注油を行うことがおすすめです。ガレージドアの開閉時に以前よりも音が気になると感じた際は、ドアパネルの蝶番部分など可動している箇所に注油をすることで、すこしでも消耗を軽減することができます。ガレージで使用する注油スプレーは様々な種類のものがホームセンター等で購入できますので、ぜひチェックしてみてください。

また、スプリングには高い張力がかかっているため、誤った取り扱いは非常に危険です。少しでも異変を感じた場合は、シェルターリモデリング部までお気軽にご連絡ください。安全で快適なガレージライフを楽しみましょう。

フリーダイヤル▷ 0120-370-248