
近年の住宅には、室内の空気をゆるやかに入れ替え、住まいの空気を新鮮に保つ24時間換気設備が設置されています。
特に多くの住宅で採用されているのが、「第3種換気」という方式です。これは水回りの換気扇などの機械で室内の空気を外へ排出し、居室の給気口から外気を自然に取り込む換気方法です。その仕組み上、暑さや寒さを感じて給気口のフタを閉めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、給気口を閉めてしまうと室内の換気が十分に行われず、結露やカビ、ダニの発生につながることがあります。
ここでは、快適に住まうためのポイントをご紹介します。
・空調機器や送風機を併用する
給気口から外気が室内に入るため、寒さを感じる時はエアコンや暖房機器を併用して暖かさを保ち、暑さを感じる時は冷房や除湿を使いながら室内の温度や湿度を整えましょう。また、サーキュレーターやシーリングファンで空気を循環させると、室内の温度差がやわらぎ、より過ごしやすい室内環境を保つことができます。
・窓を開けての換気はタイミングを工夫
窓を開けて行う換気は、短時間で空気を入れ替える方法です。
湿度の高い日に長く窓を開けると湿った空気が入りやすいため、湿度の低い早朝や夜に、短時間で行うのがおすすめです。また、換気扇に「強・弱」などの設定がある場合は、体感に合わせて風量を調整しましょう。
・フィルターの定期メンテナンス
給気口にはホコリや花粉、虫の侵入を防ぐフィルターが付いており、汚れると空気が入りにくくなり換気効率が下がることがあります。数か月に1回程度状態を確認し、汚れが気になる場合は掃除機や水洗いで清掃するなど、定期的なお手入れを行いましょう。
24時間換気は住まいの空気をきれいに保ち、結露やカビの発生を防ぐための大切な設備です。換気設備を正しく使うことが、お住まいとご家族の健康を守ることにつながります。
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