お客様の幸せのために「生活に寄り添ったお菓子を提供する」
これからのお店づくりについて聞いてみました。
「榮玉堂と言えばどら焼きっていうイメージは一番強いと思いますし、自分自身もどら焼き屋さんというイメージでずっと過ごしてきました。社長が作ってくださった特別な作り方の、ここでしか作れないどら焼きなので、ずっと変えずにいたいですね。すごく難しい作り方なので、自分の中ではできるようになったという感覚がないというか、つねに考えて考えて、毎日勉強してっていう作り方なんです。お菓子って、このお菓子はこの作り方、とレシピが決まっているものが多いんですが、榮玉堂のどら焼きはその概念を吹き飛ばすものだと思います。僕の中で榮玉堂のどら焼きっていうのは本当に特別なお菓子なので、しっかり守り続けたいです。」
特別などら焼きへの想いがひしひしと感じられます。一方でこんなお話も。
「逆に、どら焼きだけのお店ではないっていう考えを社長は意外と持っていたんだな、とはここ数年すごく思っています。榮玉堂のコンセプトは『生活に寄り添ったお菓子を提供する』。『どら焼きでお客様を幸せにしたい』ではなく、『お菓子でお客様を幸せにしたい』。その考えがすごくかっこいいなあと思うようになりました。職人気質だと、和菓子屋さんはこれしか作らない、とかそういうお店もあると思うんですけど、自分の父はお客様が喜んでもらえるものであれば、組み合わせは無限で、どら焼きに挟むのはあんこだけじゃない、チョコクリームやチーズクリームを挟んでもいい、というのもそこから来ていると思います。僕もそれに感銘を受けて、どら焼きだけじゃなくプリンだったり、チーズケーキだったり、いろんな商品に手をのばすことができました。このことはこれからも大切にしたいなと思います。」
「生活に寄り添ったお菓子を提供する」という想いが、どら焼きをはじめとするおいしくて楽しいお菓子、そしてお客様の笑顔につながっているんですね。
小林店長、ありがとうございました!
Data
- EIGYOKUDO CAFE
- 宮城県仙台市泉区高森1-1-189 高森ショッピングプラザ南館
- TEL. 022-725-7020
- 営業時間【販売】9:00〜18:00【カフェ】10:00〜17:00(16:30 ラストオーダー)
- 定休日 月曜日、火曜日
- https://www.eigyokudo-cafe.com/
- Instagram @eigyokudo