毎日使うガレージドアは、普段の点検やお手入れなどによって、品質の劣化に伴うトラブルを最小限に抑えることができます。今回はガレージドアのメンテナンスについてご紹介いたします。
築年数10年を目安にスプリングのチェックを
築年数10年が過ぎたら、「スプリング」と呼ばれる金属のばねの疲労破壊に注意が必要です。ガレージの構造として、モーターの力で開閉しているように見えますが、実はスプリングの力で開閉しています。ガレージドアが閉まる際にパネルの重みでスプリングがくるくるとねじられ、全閉しているときがスプリングに一番力が溜まった状態になります。その力が溜まった状態から元に戻ろうとする復元力を利用してパネルがあがっていきます。スプリングは消耗品なので、仮にガレージの開閉が1日で3往復だった場合、設置後、約10年から15年後にはスプリングが切れてしまう可能性がでてきます。スプリングは10年に一回の目安で点検を行いましょう。
日常的な点検チェック項目
ちなみにスプリングの劣化を早めてしまう主な原因として、経年劣化のほかに“潤滑不足”も考えられます。シャッターが重くなってきたと感じたときや、開閉のときに「ギーギー」という音がなっていたら“潤滑がたりていない”という目安です。ガレージを使用する際には、下記のチェック項目を参考に確認してみてください。
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☑ ガレージドアの開閉時に聞いたことのないような異音はしていませんか?
☑ スムーズに全開しますか?途中で止まりませんか?
☑ ガレージドアの開閉時に引っ掛かりや不自然な振動はありませんか?
☑ パネルのズレや変形は起こっていませんか?
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このチェック項目は毎日使っていると「あれ?いつもと何か違う」と気づきやすく、あわせてガレージが動かないといったトラブルの予防にもつながります。
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