冬の到来とともに高まる雪害のリスクについて、安心して冬を過ごすためのポイントをご紹介します。
屋根から雪が落ちるのを防ぐ「雪止め」
住まいに関わる雪害で最初に挙げられるのは屋根からの落雪です。降り積もった雪は重さを増し、カーポートや車、ガラスや外壁、設備機器の破損を招いてしまうことも。そこで落雪の対策に効果的なのが雪止めです。屋根に金具を設置するだけの作業なので、比較的簡単に取り入れることが可能です。また雨どいや屋根自体を雪の損傷から守ってくれる役割も担っています。
玄関前や駐車場の雪対策「融雪」
玄関アプローチや屋根のない駐車場など、凍結防止のためにもこまめな除雪は必須です。積もった雪をとかす融雪機器を設置すれば、外出前や帰宅時に雪かきによる時間や手間を減らすことが可能です。融雪機器には様々な種類の物があるので、使用する場所に適した機器を検討してみてはいかがでしょうか。
≪融雪機器の種類≫
・散水消雪:ホースや地中に埋め込んだノズルから水を撒いて雪を溶かします。
・ロードヒーティング:地面に設置した放熱体を発電させて雪を溶かします。
・融雪マット:電気で発熱するヒーターなどを埋め込んだマット。敷くだけで雪を溶かします。
エアコンの室外機などの設備機器対策
積雪時は室外機周辺の状況も注意しましょう。空気の吸い込み口や吹き出し口が雪でふさがれていないかを確認することが大切です。室外機の上に積もった雪は定期的に取り除いておくと、落下によって吸排気口をふさぐ心配がないので安心です。
≪設備機器の対策例≫
・高置台:室外機が雪に埋もれないよう高脚の置台を利用して地面より高い位置に設置します。
・防雪フード:吸気口にフードを取り付け、雪の入り込みを防ぎます。
お住まいの地域や敷地の条件、玄関周りやアプローチのつくりによって効果的な対策をご提案いたします。ご検討の際はぜひシェルターリモデリング部までご連絡ください。
≪お問合せ、ご相談はシェルターリモデリング部まで≫
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